廃れた技術

2007年6月16日 (土)

マイコミジャーナルの半月ほど前の記事本当に”死んで”いる? さびれゆくコンピュータスキル”トップ10″ - 米誌調査について。この記事は、米『Computerworld』誌の記事The top 10 dead (or dying) computer skillsの紹介・論評記事である。次の10技術が死んでいる技術、または死につつある技術とされている。

1. COBOL
確かに廃れた言語だろう。ソフトウェア開発の世界に長く居る私でも、大型系でなかったこともありCOBOLを使用したのは1回だけだった。20年くらい前まではビジネスアプリはほとんどがCOBOLだったが。しかし記事にもあるとおり、いまだにCOBOLプログラムは残っておりそのメンテナンス需要はあると私派思う。

2. リレーショナル以外のデータベース
確かにいまはリレーショナルDBMS全盛だ。しかしこれで良いと全員が考えている訳ではない。だいぶ前からオブジェクト指向データベースが出現しており、今後はオブジェクト指向データベースと言われて久しい。ただ私の予想では、優れたO/Rマッピングソフトの出現により将来もリレーショナルDBMSは使用され、オブジェクト指向データベースの天下にはならないだろう。(現在のO/Rマッピングソフトのレベルでは駄目と思う。)

3. IP以外のネットワーク
これはそのとおり。

4. cc:Mail
最近はこの話題は聞かない。ただ使用したことも勉強したこともないので論評はパス。

5. ColdFusion
これも使用したことも勉強したこともないので論評はパス。

6. Cプログラミング
私自身はCの仕事はもうやらなくなって久しい。5,6年前にちょっとしたCプログラムを書いたが、いたるところでC++のように書いてしまいコンパイルエラー。ただこの言語、廃れることはあり得ないと思う。引用元記事では

Web時代に入り、C言語が使われる機会も減ってきている。「C++やC#は現在でも現役だが、ベーシックなC言語しか知らないプログラマを探してみると、見つかるのはたぶん失業者か、他の新しい技術スキルを勉強中の人だけということになるだろう」との声がある。

とあるがそうだろうか。次の2つの分野でCは生き残るだろう。一つは組み込み系。いまだにメモリーの制限がある世界は山ほどあり、そこではのんびりC++を使ってはいられない。もうひとつはLinux系。Linuxのシステムに近い部分はいまだにCであり、C++に置き変わる可能性は少ないと思う。

7. PowerBuilder
これは日本では流行らなかった技術と思う。

8. 認定NetWare技術者
確かに、一世を風靡したNetWareもいまは全くその話題を聞かない。

9. PCネットワーク管理者
これはちょっと意外。ただ、マイコミジャーナルの論評にあるとおり

いまどき「TCP/IPは知りません」ではネットワークに詳しいとは見なされないのは間違いないだろうが、単にTCP/IPを知っているというだけでは有利な職に就けない可能性があるという点は、たしかにありそうなことにも思える。

ということだろう。

10. OS/2
これもそのとおり、この記事で久しぶりにOS/2の名前にお目にかかったという感じだ。私はかつてOS/2が華々しくデビューしたころ解説本を数冊買ったがそのままになっている。

以上が廃れた、または廃れつつある10技術だ。

しかし世の中どのように変わるか分からない。不要技術と思われたJavaScriptがAJaxの登場とともに蘇った例もあるからだ。ただその蘇るきっかけはGoogleMapの登場が必要だった。忘れられた技術がキラーアプリの出現で復活するかもしれない。たとえばJava Appletは復活の兆候はあるがキラーアプリ登場待ち、と私は思っている。

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