てっぺんかけたか

2007年7月4日 (水)

私の住んでいる場所は田舎。緑が色濃く残り、近くに水が豊富にあることから野鳥が多い。鳥の渡る季節には、色鮮やかな鳥を庭で見かけることも多い。

無粋な私はバードウォッチングなどという高尚な趣味は無いので、見てもそれが何の鳥か判らない。ましてや、鳥の鳴き声で鳥の種類を判別、などということは不可能だ。考えてみると、私が鳴き声を知っている鳥は、雀・鶯・鳩・雲雀・梟・百舌・烏、そして鶏と家鴨とカナリアくらいか。

世の中にはマニアがいるもので、世界のほとんどの鳥の鳴き声を記憶している人がいるそうだ。CS放送で見たのだが、その人はアマゾンの奥地で鳴き声だけで新種の鳥を発見したそうだ。(「発見」ではなく「発聴」か。)

さて毎年この季節になると、ある鳥がうるさいほど鳴いている。鳴き方には特徴があり、次の譜例のとおりだ。

ホトトギス鳴き声楽譜
音の高さはウソだが、テンポはだいたいこんなもの。結構正確にこの音型を繰り返す。ただ場合によっては最後の八分音符は無い。また、2拍目の3連符は少しハショリ気味だ。鳴き声を言葉にすると、”きょっきょっ きょきょきょきょっ”。または”ぴょっぴょっ ぴょぴょぴょぴょっ”。毎年聞いている声だが何の鳥かはわからなかった。

先日、「このあたりはホトトギスが多い」という話を家人が近所から聞いてきた。ということは、この声がホトトギスか。ホトトギスの鳴き方は「てっぺんかけたか」である、とは知っている。この音型は、「てっぺん かけたか」と聞こえなくも無い。(「てっぺん禿げたか」ではない。)

そこでWikipediaを調べた。ホトトギスによれば、次のとおり。(一部を引用。)

オスの鳴き声はけたたましいような声で、「キョッキョッ キョキョキョキョ!」と聞こえる。早朝からよく鳴き、夜に鳴くこともある。この鳴き声の聞きなしとして「特許許可局」や「テッペンカケタカ」が知られる。

ということで、この鳴き声はホトトギスということで一件落着。ひとつお利口になれた。

ただ、もうひとつナゾの鳥の声。「ミートパイ、ミートパイ、…」と鳴く。何の鳥かは定かでないが、ミートパイになり損ねたカラスでないことだけは確かである。

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