JavaによるBlogツール
2005年12月1日 (木)
一昨日書いた次世代MovableTypeまたは高機能なフリーCMS関連の話題。
世に自分の欲しいBlogツールがないのなら作ってしまえ、という本が出ていた。次の本である。
書名: 自分で作るblogツール
著者: 石川直人
発売: ソフトバンク クリエイティブ
ISBN: 4-7973-2707-3
定価: ¥2,310(税5%含む)
これはPHPでBlogツールを作る本である。内容紹介にもあるとおり、TrackbackやRSSを作り込むには役に立ちそうな本である。
ここで、JavaによるBlogツールを探してみた。
1.Peggle
これを紹介した記事によれば
PebbleはJavaで記述されており、Blogエントリの投稿、コメントやトラックバックなどといった基本的な機能に加え、RSS/Atomフィードの作成、スレッド化表示や認証機能、プラグイン機能、ウェブインタフェース経由の管理など、非常に豊富な機能を備えている。高機能ながら高速で軽量というのがその特徴で、メンテナンスが容易なこともあって広く利用されている。
今回のリリースで最も注目されるのは、日本語リソースが標準でバンドルされるようになった点だろう。日本語による検索も行えるようになっている。これらはPebble JPプロジェクトによる成果が取り込まれた結果だという。
これを紹介した
記事によれば
Thingamablogはローカルで動作する一風変わったブログシステムである。通常のブログシステムはサーバ上で動作し、ブラウザからフォームを利用して記事を投稿する仕組みになっている。それに対してThingamablogはローカルのエディタ上で記事を書き、それをブログ用に整形してFTPでサーバにアップロードするようになっている。ローカルで動作するアプリケーションなので、当然CGIやデータベースなどの知識は不要である。ブログシステムというよりもFTP機能付きのHTMLエディタに近い。
3.blojsom
これを紹介した
記事によれば
blojsomは、Perlで実装されたBlogシステムであるblosxomを参考にして、Javaで実装されたBlogシステム。 blosxom/blojsomともに、コアとなる本体は必要最低限の機能が実装される簡素な作りになっており、機能拡張をプラグインで行うシステムとなっている。blojsomにはデフォルトでいくつかのプラグインが同梱され、トラックバックへの対応やコメントの投稿、ファイルのアップロードなど様々な機能を用いることが可能だ。blojsomは、動作が軽量で、テンプレートによるカスタマイズが可能という特徴がある他、マルチユーザで動作する。 Blogger APIやMetaWeblog APIなどがデフォルトでサポートされ、これらのAPIを使用したクライアントからの投稿も可能となっている。
4.Roller
これはSun社が自社の従業員用Blogに採用しているとか。ただし日本語化作業の最中のようである。
次は番外。JavaによるCMSツール。
5.OpenCms
記事によれば、東京スター銀行が日本語化を行ったとか。日本語化を公開してもらいたいが、利益一辺倒の銀行さんではどうだか。。。
結構JavaによるBlogツールって存在していることがわかった。BlogツールをJavaで自分で作るには、これらのソースが参考になりそうである。もちろん、ライセンスには留意しなければならないが。
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