速読雑考

2005年12月11日 (日)

情報洪水への対応には3つのタイプがあると思う。

  1. 多くの情報から目・耳をふさぎ情報を遮断する人。山奥でひっそりと暮らしている老夫婦を思い浮かべれば良いかもしれない。
  2. 洪水のような情報の中にある自分に必要な情報がほとんど取得できず洪水に流される人。ほとんどの人はこの状態かもしれない。
  3. 情報洪水の中から自分に必要な情報を短時間に的確に取得できる人。一部のビジネスエリートがその例と思う。

私ももちろん「3」のようになりたい。そこで「速読」を身に付ければそのように成れる、と私は考えた。

そこで速読に関する本をいろいろ読んだ結果、あなたもいままでの10倍速く本が読めるをマスターしよう、と思い立った。

この本に書かれている速読は「フォトリーディング」という。公式サイトはフォトリーディング公式サイト。この速読を短時間に身に付けようと思ったらこのサイトで案内している講座(セミナー)に参加するのが一番良いようだが、参加費が結構高い。そこで、約半額のホームスタディ講座を購入した。いまは教材はCDだが私が買ったときはカセットテープ。それなりに真面目に取り組んだつもりだが、読書スピードは2,3倍になった、というところだろうか。

速読に関する本や様々のサイトを見た限りでは、私なりに速読を分類すると2種類あると思う。「右脳速読」と「左脳速読」である。一般的な速読講座では、目を早く動かす訓練をするところが多い。これは基本的に左脳速読と思う。出来るだけ目を早く動かし、頭の中で音声化するステップを排する訓練である。ただこの方法では速読スピードに限界があると思う。目で活字をいくら追っても目を動かすスピードに限界があるからだ。

対する右脳速読をやっている講座は少ない。これは、本の各ページのイメージ(画像)を記憶して処理する方法である。この方法をマスターできれば、速読スピードは超人的と言えるスピードまで上がるようである。しかし、左脳で情報を処理する方法に慣れきった我々現代人には、この右脳速読をマスターするのはかなり困難と思う。左脳速読陣営からは、「低い理解レベルの速読」などと揶揄されているが、これはマスターが困難であることに起因していると私は思う。

さて私の取り組んだフォトリーディングは、左脳速読と右脳速読をうまくミックスした方法と思う。私のような左脳速読レベルでも2,3倍にはなるし、うまく訓練できて右脳速読のレベルまで達すれば、かなりのスピードになる。ただほどんどの人は左脳速読レベルで終わってしまう、と思うが。

ちなみに左脳速読講座を始めた人でも高速な速読ができるようになる人もいるようである。これは、訓練の結果右脳速読を身に付けたから、と私は解釈している。

速読の理想はもちろん右脳速読である。これは、いままでの読書とは違う脳の働きの読書と私は思っている。速読の達人の脳のPETスキャン映像では、速読中は画像処理を扱う後頭部の血流が増えることがわかっているからだ。私のレベルでも、速読がうまく行ったときは後頭部に熱を感ずることもある。

右脳の訓練は難しいと思う。理屈で右脳を納得させることはできないからだ。でも上のレベルを目指して速読の訓練をして行くつもりである。

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