正月らしさ
2006年1月7日 (土)
年々歳々、街角から正月らしさが失われている。特に今年の正月はその傾向が甚だしかったように思う。
大晦日に近所のスーパーに鏡餅を買いに行ったが無し。もう一軒のスーパーにも無し。通常は別コーナーで売っていた正月用松飾りも無し。そもそも正月用品コーナーが無い。大晦日なので売り場を縮小したのかもしれないが。
また食料品売り場もほとんど通常どおりの品揃え。昔は定番だった(着色料たっぷり)真っ赤な蛸もほとんど置いてない。数年前まで刺身売り場は、年末はマグロ中心の品揃えなのに今年は通常通り。せいぜい通常は置いていない高価な蟹が置いて有る程度である。
そして2日に同じスーパーに行ってまた驚いた。BGMは通常の音楽だった。いままでは何故か正月はお琴の音楽だったのに。(正月のお琴の音楽と年末の第九は同じくらいアホくさいと私は思っているのだがそれはここでは置いておく。)
私は正月らしさが失われていくことを嘆いているのではない。今年の正月は、正月らしさ喪失の度合いが近来になく高かったので驚いているのである。皆様の正月はいかがだったでしょうか。
コメント・トラックバック一覧(0)
この記事にはまだコメントがついていません。