全集版CD

2007年7月6日 (金)

私の学生時代、LP(レコード)は2千円以上の値段で、貧乏学生にはなかなか買えなかった。その金があればカセットテープをたくさん買い込み、FM放送を録音していたことを思い出す。いまのFMはクラシック番組もこま切れだが、昔は解説付きで全曲をきちんと放送していた。音質はともかく、それを録音すればLP代わりになったのだ。

そして数十年前、CDが発売された。CDプレーヤーは安いものでも10万円を超え、CDも1枚3~4千円した。時代が変わっていま、CDの価格は下落し、1枚当たり数百円相当のものもある。廉価版CDレーベルの王者はNAXOSとBrilliantだ。

最近は全集ものの廉価版CDが発売されている。それも、海外でかなり安く売っているサイトを見つけた。ミュンヘンのMAIL ORDER KAISERというサイトだ。支払いはクレジットでユーロ建て。いまユーロは高いのでちょっとつらいところだ。

以下、ベートーヴェン、モーツァルト、バッハの全集版CDを紹介する。

1.ベートーヴェン全集
Brilliantの全集。CD87枚で定価975ユーロのところ、このサイトではなんと49.95ユーロ。送料を約20ユーロ加え、本日のレート167円/ユーロで計算すると、約\11,700。CD1枚あたり約134円の激安だ。

ただ演奏はモダン楽器のようなので、私はまだ購入していない。シンフォニーは当時の楽器であるクラシカル楽器で聴きたいのだが、この全集では無理である。

2.モーツァルト全集
Brilliantの全集。CD170枚で定価298ユーロのところ、このサイトではなんと99ユーロ。送料を約20ユーロ加え、本日のレート167円/ユーロで計算すると、約\19,900。CD1枚あたり約117円の激安だ。

この全集はもっとユーロが安いときにこのサイトから買った。1枚当たり100円程度だったと思う。演奏は古楽器とモダン楽器両方。シンフォニーが古楽器(クラシカル楽器)なのは嬉しかった。またオペラも一部古楽器なので、私にはかなり楽しめる。170枚もあるので全部は聴いていない。シンフォニーを全部聴いたが、あとはちょっとだけ。聴いた範囲では演奏は悪くはない。資料としても価値はあると思う。

3.バッハ全集
Brilliantの全集。CD155枚で定価399ユーロのところ、このサイトではなんと99ユーロ。送料を約20ユーロ加え、本日のレート167円/ユーロで計算すると、約\19,900。CD1枚あたり約128円の激安だ。

この全集は購入していない。この内のカンタータ全曲のみを、日本の店で購入した。そのカンタータの演奏、古楽器は嬉しいのだがかなり下手で聴いていられない。特に合唱が下手で、アマチュア並みである。声楽ソロも、バスがまあ安定しているだけであとはNG。オケも、ヴァイオリンソロ、オーボエはそれほど上手くない。バッハのカンタータ全集はあとはアーノンクール・レオンハルト、ガーディナー、コープマン等があるが、それらは高いので安く買う目的でしかこのBrilliant全集の意味は無いかもしれない。

ということで、安い全集版CDは買っても満足できない可能性が大である。そうはいっても上記のモーツァルト全集はお買い得と思う。

なおこのサイトでCDを購入すると、迷惑なことがある。月に1、2度、店のあるミュンヘンからわざわざ郵便でダイレクトメールが届くのだ。中身はもちろんドイツ語のみ。そしてときどきドイツ語のみのE-mailも送信されてくる。ドイツ語が全く分からない私には迷惑メールなのだが、ドイツ語でどのように送信停止依頼メールを書いたらよいのか。。。

 

QLOOK ANALYTICS